かすん

七人の侍のかすんのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0
自分が好きなスターウォーズローグワンに多大な影響を与えたとされる作品ということで期待してみたがそれを裏切らないものだった。

そもそもこの年代の映画を見るのが初めてだったの白黒の画面に聞き取りづらいセリフから登場人物の見分けがつくか心配になったが何も問題なかった。久蔵のカッコよさや勘兵衛の安心感はもちろんだがやはり菊千代の存在感。硬い仕上がりの映画を笑いでも魂の語りでも両面で盛り上げてくれる。

印象的なのはリアルに感じる戦。通常カットされそうな地の利の活かし方と戦術の練りこみ一つ一つ丁寧に確認し馬に乗った敵の面倒さが全部見れる。通常一兵卒の戦いはワンシーンで片づけられる映画を今までみていたから新鮮。テンポが悪いといえばそうかもしれないが村民との交流であったり他の要素と絡めているのでそこまで気にならない。

続きは後日追記