みやっち

七人の侍のみやっちのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.2
◯6個に△一つ、そしてひらがなのたの字。
これがはためく姿はダサいはずのデザインが恐ろしく映える作品です。

三船敏郎、志村喬が非常に良い味を出しています。やんちゃさと老練さの見事な対比。そして最後の明るい音楽に突き立てられた刀と墓。

まさに死闘。雨の中のラストバトルは魅入られずにはいられません。白黒、モノラルなのに何でしょう?この迫力。

負け戦だったな 勝ったのは百姓たち
この言葉がなんかずしりときます。

ちょっと長いのが欠点ですが、名作だと思います。
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