このレビューはネタバレを含みます
「己のことばかり考えるやつは、己をも滅ぼすやつだ」
野武士の搾取に耐え忍ぶ百姓の苦悩と決起
島田勘兵衛を筆頭とする7人の侍
スカウトするに至る経緯
7人の個々のキャラクター
百姓の村落
侍と百姓の青春ロマンス
菊千代の過去
勘兵衛の策略
百姓を鍛える侍
堅牢な砦として村落を囲む作戦
野武士の集落への攻撃
1人の百姓と嫁との悲しいストーリー
映画後半の激動の戦
207分のランニングタイム。
途中、1時間46分頃に5分ほどの休憩あり。
繊細で丁寧なストーリー。
7人の侍それぞれの魅力と性格が、状況や会話から感じられる。人物描写が凝っていてストーリーに立体感を持たせる作りが素晴らしい。
なんといっても久蔵がかっこいい。
忍び寄る影を連想させる不吉な音楽。
この戦いは誰のためにあったのか。
最後の描写。余韻が残る。