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七人の侍のSOUのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.6
途中休憩もあったくらいやけどあっという間やった。七人の凄腕の豪傑の話かと思ってたけどみんなそれぞれ個性があって役割を持ってたのが良かった。何より菊千代が魅力。大胆で荒々しくて優しい心の持ち主。ユーモアもあって村人と侍が打ち解けたのもこの人の存在が大きかった。途中で裏切りとか仲間割れとかしないかずっと心配で仕方なかった。前半は特に緊張と穏やかなところが交互にやってに来て一喜一憂で惹きこまれた。
身分差が明確な時代やけど百姓を見下したら蔑むようなことをせず寧ろ力の弱い立場に寄り添ってあげる姿はほんまに侍。
最後の“勝ったのは百姓で侍ではない”って言葉のもまた村のために戦った侍たちのヒーロー的な印象を受けた。
白米を当たり前に食べれることに感謝しないとね
かなり危険なとことか馬が言うことを聞かなかったり転ぶシーンがところどころにあったけどどうやって撮影したのか気になる。
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