チャトボール

七人の侍のチャトボールのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.5
午前十時の映画祭9で視聴。
午前十時の映画祭7でやってて見に行けなくて、2年越しのチャンス。
かなり長いけど、かなりおもしろく、トントン進む感じ。
赤塚不二夫のキャラクターべしは、村の長老の"やるべし"から取られてて、飼ってた猫の名前は菊千代(主人公 三船敏郎の役名)。十年以上前に、当時ビデオで借りて見たけど途中でやめたのでデジタル4Kで再挑戦できたのでよかった。その後の黒澤明の自殺未遂 低迷を思うとラストの官兵衛の表情はかなり複雑。馬で森を走るシーンは、「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」のスピーダーバイクの走行シーン、ラストのシーンは、北野武の座頭市のラストシーンを髣髴させる。本家の「七人の侍」を見る前に、昔あったCR七人の侍(2008、菊千代は永瀬正敏)のPVを見てたので、野武士が攻めてきたときに菊千代の「野郎!きやがった、きやがった!」のセリフのとき頭の中でローリング・ストーンズのジャンピング・ジャック・フラッシュが流れた。モノクロで迫力を出すために、雨のシーンは墨汁が使われてる。最初の方の琵琶法師が出るところは、珍遊記のマリオとルイージを思い出した。