ヒロ吉

七人の侍のヒロ吉のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0
DVD、午前10時の映画祭にて4Kデジタル・リマスター版観賞。

オールタイム・ベスト次点。
超ド級エンターテイメント時代劇作品。
戦国時代末期の貧しい農村にて、麦が実る頃に40騎もの野武士達が略奪する事を盗み聞いた百姓達が7人の侍を雇って戦う。

金にもならねえ、出世にもならねえ、弱者の為に立ち上がり結束し百姓達と一緒に戦うプロセスはもうたまらん。

リアリティー溢れるセット、豪雨降りしきる中での合戦アクションシーン、1人1人ちゃんと生きているキャラクター等3時間越えと長尺ながらも無駄なシーンが一切ない。

中でも、菊千代演じる三船敏郎さんがセクシーながらも人懐っこい性格で可愛いんだなー。
「この飯、おろそかには食わんぞ」
「百姓ってぇのはなあ!」
グッとくる台詞も多々あり。

4Kデジタル・リマスター版で観賞しましたが、ビックリするぐらい綺麗でした。半世紀以上前とは思えない。
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