神判

七人の侍の神判のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.5
規模がでかくなったホームアローン。

野武士の略奪に備えて、いろいろトラップをしかけるが、最終的には自陣の拠点に誘い込み籠城戦を繰り広げる。

映画の良し悪しを決めるのはキャラクターだと思うが、そう言った意味では本作は限りなく満点に近い。

ホームアローンのマコーレーカルキンが持っていた、知性やユーモア、浅はかさ、残虐さ、孤独、人情等のキャラクター性を7人の侍に独立して持たせて、より拡張しており単純明快で面白い。

ただ本作で残念なのは、人間の死を扱っているのに敵の脅威があまり感じられないためハラハラドキドキしない。
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