あやの

七人の侍のあやののレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
3.7
7月にゴーストオブツシマっていうモンゴルの日本侵攻のゲームが発売され一部で話題になり身近で観る機会があったんですが、その製作者が黒澤作品リスペクトしまくってる、て映画ニュースが読み応えあり興味わく。
あと15年程前に大胆リメイクしたアニメも好きで観てたし、
いやそれどころじゃなく日本はもちろん外国にも今に至るまで影響与えまくってるしでいつかは観ようとしていた黒澤作品、いま観るか!と決断して鑑賞。

思いのほか観やすくて全然昔じゃなかった。結構コミカルな部分多いし、いま観てもスッと馴染む普遍的な価値観と王道ストーリー。
長時間の退屈な作品には人一倍敏感ですが、今作は該当せず。

そりゃ菊千代が中心になるよ、こんな良いキャラ!一見ファンキーだけど中身は熱いムードメーカー。
菊千代の背景、それとこんな百姓を作ったのはてめぇら侍だ、のくだりが大きかったな~。

アクションについては詳しくないんでとやかく語れませんが言われてみれば撮り方近いし動くし躍動感すごい。んだと思う。(素人)

ただ音声がさすがに悪く、菊千代の複数の叫びのシーンめちゃくちゃ聞き取りづらくてそこだけが惜しい。
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