上海十月

七人の侍の上海十月のレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
5.0
2024/5/6
11年ぶりに鑑賞。前回は、ブルーレイで今回は、4K UHDとメディアパッケージに完全に翻弄されている。これを最後にしたいなぁ。しかし、今まで観た七人の侍の中では最高画質、最高音声。黒澤明の編集の凄さを改めて感じます。時間軸を正確にしているのだ。しかし全滅するまで突っ込んでくる野武士に今回いささか疑問に思いましたね。津島恵子が意外にもクレジットで三船敏郎の次なのは、女性も出てますよ感が強い。宣伝も津島恵子を全面に出していた事がわかるポスターや広告でしたね。
2013年の感想。たまに傑作を観返したほうがいいなと思う作品でした。結構見落したシーンが多く、菊千代の刀を勝四郎が取り上げ追い掛け回すシーンが意外に長く感じました。与平が死んだのでうなだれた菊千代に勘兵衛が酒を持ってくシーンを斜め俯瞰で撮るなど、撮り方が本当に凝っている。3時間超の映画であるにもかかわらずぶっ飛ばしで見せるこの作品は、すばらしい。個人的には、前半の7人が集まる過程が見事だ。ブルーレイにて鑑賞したので音声がクリアそして日本語字幕もつけて観てたら、台詞を思い違いしているのが何箇所かあり10年以上振りに驚いた。
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