ドルフィンキック

タイム・リープのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

タイム・リープ(1997年製作の映画)
3.9
タイムリープの謎と周辺で起きた事件の真相究明に挑むヒロインとその手助けをする少年のお話。
原田知世さん主演版「時をかける少女」の大林宣彦監修作品。(監督は、今関あきよし監督。)
以前から、ずっと、見たいなあ~って思っていたのですが、ようやく、ビデオ(VHS)で、見ることが出来ました。
DVDも、欲しくなってしまいました。

期待通り、めっちゃ面白かった!
色んな要素が詰まった映画だったので、SF映画としても、ミステリー映画としても、恋愛映画としても、学園ものの映画としても、青春映画としても、十分に、楽しめて、満足しました♪
先の読めないストーリー展開に、グイグイと、引込まれました。
仲里依紗さん主演の実写版「時をかける少女」のように、70年代にタイムリープしたり、あるいは、遠い過去や未来にタイムリープするお話ではなくて、1週間と言う限定された期間内でのお話だったので、スケールは、大きくないものの、実に、お話が上手くまとまっていて、良かった思います。
ストーリーのテンポが良くて、サクサクと進んで行ったので、最後まで、飽きずに、楽しめました♪
ランニングタイムも、91分とお手頃なのが良い!
川岡大二郎さんが主人公の佐藤藍子さんに、少しずつ心を開い行って、二人の距離が縮まっていく展開にグッと来ました。
キャストが良いですね!
川岡大二郎さんと佐藤藍子さんのコンビが最高でした!
しかし、佐藤さんと川岡さんって、よく顔が似ている。お二人共、美系で、目元がそっくり。
まるで、兄妹みたい。
偶然のキャスティングなのかな?
少し気になりました^^
映画を見終った後、爽やかな気分が味わえる良作だと思います。
またいつか機会があったら、見てみたい作品ですね。

あと、エンディング曲の緒方恵美さんの「タイム・リープ」も、ふわふわとした癒し系の曲で、作品のイメージに、ピッタリと、マッチしていて、良かったと思います♪
NHK少年ドラマシリーズ、昭和版、平成版の「時をかける少女」、そして、本作「タイム・リープ」とタイムスリップ系、タイム・リープ系の作品って、面白い作品が多いですね。
これからも、タイム・リープ(タイム・スリップ)系の色んな作品を発掘して行きたいと思っています♪