逃げるし恥だし役立たず

ベスト・キッドの逃げるし恥だし役立たずのレビュー・感想・評価

ベスト・キッド(2010年製作の映画)
2.0
しょせんリメイク版はリメイク版、多くのリメイクにはオリジナルは越えられない。ジャッキーをもってしても無理である、オリジナルと違い既に新鮮さが無いからだ。当方もリメイクで対抗、ベストキッド1のレビューを改編して粗筋を紹介。ドレ(ジェイデン・スミス)が言葉が通じない中国への転校と中国人少女メイ(ハン・ウェンウェン)との恋愛を機に一念発起、管理人・ハン(ジャッキー・チェン)に弟子入りしてカンフーにより人生を変えていく既出作。評価は控える。展開とラストは違和感あり、母と子との愛情や管理人・ハンとの友情も中途半端である。ドレは素直で可愛いが共感は出来ない。管理人・ハンはドレにカンフーと自分の暗い過去を伝える。
中国人少女メイ(ハン・ウェンウェン)の可愛さが本作の魅力。
ジャッキー・チェンは昨今の政治的言動で中国政府の体制側のイメージがあり中国政府のプロパガンダと感じてしまう。当方はブルース・リー派でジャッキー・チェンに興味はないが、原点である香港映画の様な荒削りでも熱量の高い作品に出演していただきたい。