すいか

ベスト・キッドのすいかのネタバレレビュー・内容・結末

ベスト・キッド(2010年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハンさんとのトレーニングの序盤は、しっかりしろよ〜と思いながらも、いかにも反抗期の子って感じが可愛らしくて憎めなかった。

相手を倒すためのカンフーではなく、平和のためのカンフー。勝ち負けは関係ない。勝つことではなく力を認めてもらうこと。そして何より目の前のことに集中すること。
ハンさんの考え方が素敵だった。

ドレとハンさんの車の中のシーンと、ドレが中国語で頑張って手紙を読み上げたシーンには感動した。
半グレだったドレの心の成長が見られたシーン。

『君は大事なことを教えてくれた
人生に絶望した時、立ち直れるかどうかは自分次第だと』
家族を失い孤独だったハンさんと、中国に来て孤独だったドレが最高の友達になれてよかった🤝

反則負けになったシーンでは悪い大人の指示に従わされた敵の子が可哀想だった。
大学ラグビーの事件を思い出してしまった、、、

怖さを捨てるために戦う決心をしたドレが、最後まで集中して正々堂々戦う姿がかっこよかった。
最後は敵陣の子どもたちも改心できたようで良かった。子どもはいい大人と悪い大人の両方を見て成長するのだなと。

ストーリーは抜きにして最後の2人のアクションが上手でかっこよかったな、、、
そして何よりジャッキーチェンの表情だけの演技が上手すぎる、、、
すいか

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