紫陽花

白いリボンの紫陽花のレビュー・感想・評価

白いリボン(2009年製作の映画)
5.0
静かに淡々と進んでいき、一部の出来事はナレーションのみで映像化されていないのに、まるで小説を読むようにありありと光景が思い浮かび全体を通して衝撃的でした。

人は抑圧されすぎると壊れてしまうのですね。

大人はそれを回避する術を持っていても子供はそうはいかず、ピュアな魂ゆえに後の人生を歩む際に障がいとなる大きな傷跡を刻むことも。

終始、ハエが飛び回り音も不快でした。これも監督の意図なのでしょう。