くらげの世界

白いリボンのくらげの世界のレビュー・感想・評価

白いリボン(2009年製作の映画)
3.6
閉塞感の連続。
子供は純粋であれ、と諭す大人どもの愚行の数々。力や怒号で捩じ伏せようとしたって、こんな大人たちのもとにいる子らが歪まずに幸せなわけがないだろ。
負のスパイラルが小さな村で起こるが、その不穏を裏付けるようにひたひたと戦争への足音も近づいてくる。