さく

青空娘のさくのネタバレレビュー・内容・結末

青空娘(1957年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

カラッとした魅力的な主人公•有子に釘付け。

有子は継母とお姉さんに意地悪はされるが、それに対して嘆きすぎることもない。有子は女中を先輩と慕い、女中も有子のことをかわいがる。女中との会話が好きだった!!
そして、弟も健気でかわいらしい。優しく強く、芯のある有子に惹かれて、子分のように彼女を慕う。

二見先生と川崎さんの関係も絶妙!
ドロドロすることもない。
特にラストで、有子、二見先生、川崎さん、有子の実母で出かけている場面が良い。
青空を想像して目を瞑っている有子に、川崎さんが話しかける。その時に、「青空の後に川崎さんの顔が見える」と言った有子は、本当にかわいらしい!!
さく

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