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火の鳥のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

火の鳥(1956年製作の映画)
3.6
コロナ前までは年に1、2本は観劇に行っていたのだが最近ご無沙汰で。ちょっと機会があって昨日初めて宝塚歌劇を体験してきた。やはり生の舞台、演劇はいいなと思わされた。

こちらは舞台俳優やその周りの人々のバックステージを描いた作品で監督は井上梅次。助監督はあの舛田利雄。
オールスターキャストだった。日活スター勢揃いにプラスアルファ。特に北原三枝のパーティーシーンにいる面々が物凄かった。敢えてここには書かないが。

火の鳥のように燃える女。情炎とでも言えようか。
改めて月丘夢路ってかなりの美人よなと。
彼女の妖しい魅力が充溢していた。
当時の宝塚歌劇団の中でも相当存在感あったんだろうな。
ニューフェイス役の甘いマスクの仲代達矢の顔アップが少年のようだった。まだ線も細い。
うつつを抜かす月丘夢路と仲代達矢のロマンス。キスシーン多し。メロドラマのようでもあったな。
演劇スターであっても男運は無さそう。
安部徹と金子信雄の居並びで東映の悪役の彼らを思い出して思わずニヤけてしまった。
あれっラスト三國連太郎か?
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