きゅうりのきゅーたろう

流転の王妃のきゅうりのきゅーたろうのレビュー・感想・評価

流転の王妃(1960年製作の映画)
3.5
満洲国皇帝・愛新覚羅溥儀の弟、溥傑と国際結婚をした愛新覚羅浩の自伝の映画化。あらゆる政治的思惑の中結婚するも、一女をもうけ仲睦まじく暮らしていたが戦争が勃発し家族の生活は追い詰められていく…というお話。


田中絹代の監督作品は初でした。
史実には明るくないですが、結構ストロングスタイルな伝記映画の印象で、豪華絢爛な衣装や京マチ子の圧倒的な演技、そして何より戦争に翻弄された人々の道行に涙が…😭

まあただ端折るところとじっくり描く部分の割合というか、もっと深く知りたいなあという若干の消化不良は否めない。