がんばれベアーズのパチモン映画。
視聴は20年前。2000年10月12日のテレビ東京の深夜放送で字幕スーパー版をVHS録画して見ました。
映画は、全然面白くない。
パチモンでも子供とスポーツとズッコケチーム設定なら、少しは面白くできるだろうと思って見ていたのですが、完全に裏切られた。
出演している少年達も、ベアーズと比べて個性が薄く、親に言われて好きでもない野球をやってるだけのいたって普通の子達。主人公の少年だけが、ちょっとやる気があるが熱血漢でもなく、これも普通の少年。監督も酔いどれの3A崩れのろくでなしとかドラマ性のある設定ではなく、地域の奉仕活動をやるハメになった良識のある警察官といった設定。唯一、外野を守っていたかなりボーイッシュな女の子が、映画序盤で主人公の少年に恋心を抱いていそうな眼差しを向けているが、特に発展もしないで、主人公の少年はチアリーダーの女の子と仲良くなっていく。結局、あの意味深な視線は何んだったのだろうかと、消化不良になる。
とにかく、下手クソな少年野球を淡々と見せられるだけの映画。監督は何を表現したかったのか、さっぱり解らない。
