令和5年1月10日
映画 #早春 (1956年)鑑賞
高度成長期、満員の通勤電車、丸の内のオフィス、ハイキング、不倫、労働組合、転勤、結核、煙草、酒・・・
今じゃあまり見なくなった昭和の光景が満…
めちゃくちゃ良かった〜!!
古いのに全然ストレス無く
最初最後まで見れるかな?と思いきや
サクサク見れてめちゃ良かった〜!!
めちゃ長いのに
こんな昔にかなりドロドロしたホームドラマやってたの…
【勤め人の悲哀と打算】
東京駅に降りる30万人以上のなかの一人としての自分。
サラリーマンの嘆き。
憂いを帯びた妻。
薄汚れた生活の一面。
東京。
その陰影。
好きなものが詰まっていた。
「…
観れるものなら全作観たい小津安二郎監督映画。年月かけてようやく今作が19作目。
観ようと思っていた作品は全て鑑賞できた。サイレントとかず〜っと昔の作品となるともう少しあるけれど。
小津作品の中でも…
リビングで見てたら親がテレビの前でヨガやり始めて、「登場人物全員シャキシャキ喋っててテンポ良いわね〜小津の映画って聴き取りやすいわ」って言ってた。言う事全部サッサと言って、サラリーマンという事もあり…
>>続きを読むオフィスの廊下を正面の扉の方へゆっくりと進んでいくカメラや、池部良と会話する淡島千景にかかる影の強さ、切り返しショットのテンポ感やずらし方、気持ち良さそうに説教する田中春男らの気持ち悪さ、病に伏す同…
>>続きを読む松竹株式会社