詩人の血に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「詩人の血」に投稿された感想・評価

ストーリーはよく分からなかったが斬新奇抜で少し面白かった。いろいろ工夫して撮られていたので撮影方法を考えながら観て興味深かった。
reina

reinaの感想・評価

3.9
どのシーンも美しくてうっとり...!
うまく言葉で表せないけれど、好きな種類の映画だ。

同監督『オルフェ』も素晴らしかったし、Blu-rayボックスがあれば欲しいな。
夜勤明けに見る夢にはちょうど良かった。床が壁で壁が床だったり鏡がプールだったり。

スクリーン初コクトーは4Kデジタルリマスター。  

芸術家が生み出したサムシングが本人から離れて一人歩きする、作家はそれに振り回されることにもなる。
なんて事をぼんやり考えながら、当時は観る者を驚…

>>続きを読む
アートな映像作品だった。正直私は何も読み取れてないと思うけど実験的な映像と多彩で、部分部分響くイメージもあり楽しかった

コクトーの芸術の全てが注ぎ込まれたこの作品、さっぱりちっとも訳がわかりませんが、
とりあえず撮影の技法ですね、1930年代においての特撮ぶりにあの…笑えてしかたなかったんですが、時代背景を考えながら…

>>続きを読む

『詩は全て紋章である
 紋章を解読するには
 詩人の血と涙を必要とする』

👄「あなたの傷口を移せば
   口を塞げるとでも?」

「ピストルを安定させ
 安全装置を外し
 人差し指を引き金にか…

>>続きを読む

ジャン・コクトーの映画デビュー作で、死をイメージした実験的な詩の映像。ストーリーはあるようでない。父親が拳銃で自殺していることからか、そのモチーフが主におかれていると感じました。銃で撃った人物は死な…

>>続きを読む
MCATM

MCATMの感想・評価

3.5
ジャン・コクトーによる「解剖台の上のミシンと蝙蝠傘」映画。『オルフェ』でも見られた鏡のモチーフや、逆回転に重力移動。イマジネーションの具現化を実現するために、工夫を惜しまない姿勢が何より素晴らしい。

今夜から、悪夢のレパートリーがひとつ増える。

鏡を入口にした夢への潜行。夢=無意識=記憶の断片=死後の世界は、いずれも数珠繋ぎにリンクしている。イメージの羅列の中、視線への執着や拳銃自殺の恐れはリ…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事