意識の底に張り付いて離れない“異物”のようなモチーフが、粘土をこねるようにめくるめく変容して、強迫観念のように何度も何度も反復されて…反復される中で…やがて時空間の裂け目から白い涙のような純度の高い…
>>続きを読む記録
初ジャン・コクトー作品。
うーん、内容はちっとも分からん!初めて本格的なアヴァンギャルド映画に触れた、90年以上経った今でも前衛的であり続けているのが凄い。
撮影法には驚かされるばかりだった…
あなたにはハートのエースが必要ね。
キャンバスの唇は私の手のひらに。溺れた唇は次第に力を失う。私はどのようにして自分の映画の罠にはまったのか。百年の眠りから目覚めた彫像、鏡の中に飛び込んで、鍵穴か…
マルチプレイヤーコクトーの氾濫するイメージ、鏡、銃、血、絵画、彫像。
ストーリーはあるようでない。ゆらゆらと画面がゆっくりと躍動する。
鏡の中にダイブするアイディアは素晴らしい。サカナクションのルー…
没後60年ジャン・コクトー映画祭②4Kデジタルリマスターにて。
処女作にして前衛映画の傑作であり同時にアヴァンギャルド映画の代表作。後のヌーヴェルヴァーグの映画監督にも大きな影響を与えたという。コク…
この映画には、脳裏を掠めていく事象を語るという完全な自由がある。非論理性に導かれた自由の連続は、コクトーの手によって、肉体を獲得している。この肉体に触れることによって、受け手は奇妙な冒険を体験するが…
>>続きを読むずっとふざけてて虐待する母娘(?)を見つめるカメラはもう主人公の目線ではなくなってるよな。雪合戦する少年たちが像の首をもぎ取る大事な瞬間をあえて映さないのもしてやったりだろう。
とはいえ主人公が鏡…
ここでも鏡が。単純なんだけど雰囲気があるのですごくハマる撮影で幻想的に撮られていた、天才。
雪合戦のシーンと空を飛ぶ子供のシーンがすごく好きです。でもストーリー性がないのでちょっとダレるかな。幻惑…
このレビューはネタバレを含みます
こういうのを永遠に観ていたい。
大衆向けから遠い作品をこんなに愛すようになってしまったのは元々なのか、それともいまの仕事が広告代理店という大衆にしか目を向けないものだからその反動か。たぶん仕事のせい…