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女賭博師丁半旅のmitakosamaのレビュー・感想・評価

女賭博師丁半旅(1969年製作の映画)
3.0
スカパーにて。関東女賭博師のような、素人だった銀子がスポ根修行で胴士として伸し上がり敵討ちを果たすという展開。
イカサマを仕掛けられ負け、その上暗殺された父の仇を討つため銀子が修行に励む。
師匠・鉄五郎はこのシリーズでは珍しい佐藤允。

そして今回の敵役の胴士・奈良井虎三を演じるのが、コレまた珍しい草薙幸二郎。地味目なビジュアルが却って只者じゃない感を醸し出してる。

最初は虎三と、敵方のボスの罠に嵌りイカサマを仕掛けられドジを踏む銀子。鉄五郎は銀子の代わりに右腕の自由を奪われる。その上、脳腫瘍で入院。

脇役で山岸映子なる、愛嬌ある顔の女優さんが出てる。あまり本編には関わっては来ないのだが、敵ヤクザに痛めつけられる青年の彼女という役割。

話自体は新しくは無いが、キャストが今までにない人が多いので新鮮な印象があるね。

敵ヤクザのイカサマが、光源を強めに充てて目を疲れさすという、今までにないチープな作戦だったのもご愛嬌だ。
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