MoscatoBianco

男の世界のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

男の世界(1934年製作の映画)
2.5
ワイも『汚れた顔の天使』を連想しました。似てます。

主役は裏社会に生きるブラッキー(クラーク・ゲイブル)と表社会で出世するジム(ウィリアム・パウエル)です。
2人は幼馴染みで同じ事故(1904 年6月15日、旅客船General Slocumの火事による沈没)で親を亡くし、事故直後の一時期同じ養父に育てられました。
その後は映画で説明されていませんが、大人になったときには2人の世界は裏と表に分かれています。

映画都合ですが、ブラッキーは極端に短絡的で思慮に欠けます。あんなので逃げられるはずはないので、ラストはまあ必然です。

ジムは正しく職責を全うしました。ブラッキーの動機を考えれば気が引けるでしょうが、さほど情状酌量の余地は無いかなと思いました。

ヒロインはマーナ・ロイさん演じるエレノアです。ちょっとよくわかりません。
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