アロー

ウィズネイルと僕のアローのネタバレレビュー・内容・結末

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

1969年。ロンドンに住む売れない役者、ウィズネイルと僕。酒とドラッグまみれの日々に嫌気が差した2人は、ウィズネイルの叔父の別荘でのんびり過ごそうとするが…。


 同じアパートに住む2人が別荘で過ごすことになるが、田舎は思っていたほど良いところではなく、バカンスは中々うまくいかない。そんなドタバタを通して2人のブロマンスが描かれる…という噂を聞いて楽しみにしてたんだけど、思ってたのと違ってガッカリした。

 まず、2人がすごす別荘にウィズネイルのおじさんが訪ねてきて3人ですごすことになるんだけど、このおじさんがマジで気持ち悪くて無理。”僕“が「ゲイじゃない」って言ってるのに「隠さなくていいんだ…!」って服を脱ぎながらせまってくるのが怖すぎる。Twitterで調べてみたらこのシーンをギャグとしてとらえてる人がいたんだけど、私には性暴力のシーンにしか見えなくて無理だった…。“僕”がウィズネイルに助けを求めても全然とりあってもらえないのもしんどい。結局、観終わってからもこのシーンが頭にこびりついてしまった。
 普通に「田舎の旅行でドタバタなコメディ」を描いて、そこからあっさり別れる切なさを描く…ではダメだったんだろうか。“僕”がオーディションに受かったときのウィズネイルの表情とか、怖いときは同じベッドに入っちゃうとことかは大好きなんだけど、とにかく私には合わない映画だった。
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