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ウィズネイルと僕のfmのネタバレレビュー・内容・結末

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

好きなアーティストが「1番に大好きな映画」としてこれを上げていたのでずっと気になっていた アマプラに来ていたので見れるうちに見た

最後の哀愁はさながら「天国の口、終りの楽園」で、ある種の青春を描いたものとして似たテーマの映画だなと思う。そしてもうあの頃は戻ってこない 彼らと同じくウィズネイルと僕ももう二度と会うことはないんじゃないか なんて…

妙にマッギャン(「僕」)がずっとなまめかしくつやめかしく描かれていて違和感があった 違和感というかまあむしろ顔が好みすぎてなんのサービスシーンやこれーと思ってたけど、モンティ!モンティこら!と なんだかんだ良いおじさんだったな 本当になんだかんだ周りみんないい人だった

ガタカとかマイプライベートアイダホ好きな人好きそうだなと、パブサしてて気づいた 私のことです

曇り空が醸し出す不穏さ、どことなく噛み合わない会話、ラストはウィズネイルの視点で締めくくられるところ、全部良かった
ラストの経験は監督自身のものらしい ウィズネイルがモンティに吹き込んだ話も100%嘘じゃなくて、「僕」への好意はおそらく…

「僕」をあくまで一人称のキャラクターとして名前を出さなかったの、本当にすごい ある種叙述トリックみたいなもん これは見てよかったなあ
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