42car

ウィズネイルと僕の42carのレビュー・感想・評価

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)
-
映画館で観たのが2014年6月6日らしいから約9年ぶりの鑑賞。
あと10日ほどでリチャードグリフィスが亡くなってから10年が経つらしい。
この映画が作られたのは1987年、もう36年経つ。他にも亡くなった俳優たちがいるかもしれない。
前回とは残る気持ちが結構違うなあ。
自分の幻影が霞み、現実から目を背けられなくなるのが青春の終わりなんだろう。
ウィズネイルに自分を重ねながらゲラゲラ笑って呑気に観ていると、だんだん画面の向こう側と現実の自分が重なってきて素直に笑えなくなってくる。最後の独白には心が抉られる。。

この10年で何が変わったかなあ。。
「僕」が役をもらったと知った時、そして主役と知った時の「おめでとう」というウィズネイルの言葉と表情。僕は心からのおめでとうが言えるだろうか。
42car

42car