めたわに

ゴールデンボーイのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作はスティーブン・キング。

スポーツ万能&成績優秀な高校生トッドは、授業でナチのホロコーストをお勉強。そしたらバスで老人となった戦犯ドゥサンダーを発見!彼に過去の悪行を無理やり聞き出しといて、そのせいで悪夢にうなされ成績急降下という独り相撲(アホか)。それを救ったのはやっぱりドゥサンダー。祖父のフリをして指導員フレンチに会いトッドの窮地を救う。成績を立て直して学生生活を謳歌していたトッドだったが、ドゥサンダーは浮浪者を殺し、心臓発作で運ばれた病院で戦犯であることがばれてジ・エンド。ドゥサンダーは自殺。ニュースをみてトッドの嘘(ドゥサンダーを祖父と偽った)を知ったフレンチは卒業式の後トッド宅へ。しかしトッドはフレンチに性的虐待をうけた等の嘘を言うぞと脅かし撃退。ニンマリ。

というちょい胸糞なストーリー。ただ、スティーブン・キングぽさがないと思ったら、原作はトッドがプッツンしてフレンチを殺し銃を乱射するエンディング。これはキングぽいと納得。

本作のトッドの行く末が心配。首席もとり順風満帆な人生のようだが、よもやナチの戦犯とはいかないが、ロクな奴にはならないだろう。そういう意味で原作より胸糞期待感では圧勝!
めたわに

めたわに