りょうた

ゴールデンボーイのりょうたのレビュー・感想・評価

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)
3.7
元ナチス高官ドゥサンダーを偶然バスの中で見つけた高校生トッド。写真や指紋などの証拠を手に脅しをかけ、ドゥサンダーから戦争中のホロコーストの実態を聞き出そうとする。話を聞きに通い詰めるうちにトッドは悪夢や幻覚に苛まれるようになり、一方でドゥサンダーの中に眠っていた残虐性を目覚めさせてしまう。
トッドがプレゼントしたナチスの軍服に身を包み行進させられるドゥサンダー。言われるままに行進していたのが次第に我を忘れ右手が勝手に上がっちゃうのが怖い。ユダヤ人大量虐殺を実行した人間に当時を思い出させるとは、なんて危険なことを。ブライアン・シンガーだし面白いけど、戦慄度でいうとキングの原作の方が数段上。
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