面白そうな作品だなぁと思うと必ずスティーブン・キングが出てくるこの頃。
この作品もまさにその通り。
スティーブン・キングが描くホロコースト。
興味深い。
予備知識無しで観賞してみると、なんとガンダルフことイアン・マッケランさまが！！！
しかも子役はマイ・フレンドの子だー！！！
運命的とはこの事。
この作品は二重人格のようなスティーブン・キングの裏の顔の作品ですが、リアリティがあって本当に良かった。
スティーブン・キングにしてやけにグロテスクな表現が無いなぁとも思いましたが、イアン・マッケランに軍服を着させてマーチさせた後からジワジワくる恐怖。
気づけば手は、ハイル ヒトラー！の手に。
これには恐怖を感じました。
イアン・マッケランさま、流石です。
少年がヒトラーのようになっていく残酷さ、老人の知恵と経験による策謀。
衝撃や歓喜とは遠いですが、ホロコーストに詳しい人間、又はホロコーストを知っている人間ならば、この作品の本当の怖さがわかると思います。
スティーブン・キングの裏の顔の作品の中で1番好きかもしれない。
音楽も素晴らしい。
音楽が！素晴らしい！
秀作です。
お気に入り。
