世界観

ゴールデンボーイの世界観のレビュー・感想・評価

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)
4.1
真面目に見てないと置いていかれる
初めは少年のほうがユダヤに取り憑かれた狂ったように見えたが少年が老人の心に住む悪魔を目覚めさせてしまってからは老人の方が狂って見えたけど同じだよね
最初は嫌がっていたのに強制収容所の洋服を着て行進をしているうちに辞められなくなって取り憑かれたようにキビキビ行進していくの気味が悪くて恐ろしかった そのあとの猫のシーンは息を呑んで見た
お互いがお互いを必要としているように見えるのに信じることはできないから疑ってお互いを支配しようとする
もともとトッドが持ち合わせていた悪がどんどん開花していくのが本当に怖くて人間の内側の悪をうまく表現していて流石だなあと 
原作ではラストにカウンセラーのエドを殺してライフルを持って街に向かって終わるらしい それも良いし映画のこれからもずる賢く恐ろしく生きるトッドにあっぱれな感じも良いね
別にいい話とかではないから人に勧めにくいけど見る価値ありの映画
ブラッドレンフロ美しい
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