「ゴリラ」の通り名で鳴らす怪力エージェントをリノ・ヴァンチュラが演じる痛快スパイ・アクション。モノクロ。非合法スパイ組織と治外法権を悪用する大使、国の防諜局の三つ巴の闘いを描いているが、正直、バカっぽいだけでピリッとせず、何度かウトウトした。音楽はピカレスク感が出てて良かった。マッチョすぎるリノ・ヴァンチュラを初めとして、オジサンたちの肩パットが過剰。シャツを破られてムチムチした胸をはだけるシーンがやけに生々しかった。
2017.11.10 DVD(字幕)

もっちゃりした話運びではあるけれど、会話シーンの人物の置き方、動かし方はさすがフランス映画。リノ・ヴァンチュラのカリスマ性に魅入る。
2022-235

「ゴリラ」と呼ばれることを、結構お気にめしているご様子のバンチュラ様。　このコワモテ面は政府の諜報員には見えない。その意味では、この変装は成功している。