ちろる

悲しみよさようならのちろるのレビュー・感想・評価

悲しみよさようなら(1990年製作の映画)
3.6
ちょっとおかしな可愛い子をやらせたら抜群なのはウィノナ・ライダー。
今回の主人公もさすが町の鼻つまみ者らしくちょっと臭そう・・・笑

オハイオハの田舎で唯一生まれたハリウッドスターのロキシーが帰ってくる!
と、町を上げて大騒ぎしてる中で
どこにも居場所がない、そして自分のいるべき場所はここではないと思い込んだ少女ディッキーが起こすプチ騒動をユニークに描いたわけですが、なんだか無性に切ない。
ディッキーがそう思うまでに思い詰める経緯が詳しく描かれていないのは少し残念ですが、彼女自身も勝手に自分が『孤独』だと思い込んでしまったのは彼女の自身の閉ざされた心の扉のせいだったのかな?
切なさの中でもラストはなんとか清々しい展開で良かった。
ウィノナの後半のファッションが可愛らしくて、彼女のかわいい頃を拝める青春ラブストーリーでした。
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