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お母さんのつうしんぼのcsmのレビュー・感想・評価

お母さんのつうしんぼ(1980年製作の映画)
4.5
世田谷線の踏切渡って豪徳寺商店街抜けて桜小、住んでるのは神代団地。藤田弓子おかーさんがメニューにあわせてクルクル各国のファッションで出てくる始まり楽しい。でももちろんそんなの妄想で、現実は片親だから家事に学校に毎日大忙しの夕子はおかめのお面つけて一人二役お母さんごっこ。こっちは竹宮惠子のポスター貼ってるってのにクラスではバカなデブ男子が偉そうにしてるし、そりゃ福島から転校して来た自然派・黒川君が素敵。黒川父は虫モノマネで参観日を盛り上げる前田吟。親子でそんなんやって江戸家か?と思ってたらほんとに声の出演・江戸家。インスタントじゃないババロアを作ってくれる宮順を母に持つ友達はヤマハのエレクトーン買ってもらってるのに、自分ちの弟はローラースケートも手作り。それ壊して野川に投げ捨てたあのデブまじ殺す!と大人げなく憤慨。花摘んでスパゲティにケーキにスイカくり抜きフルーツポンチでおかーさんの誕生日パーティー準備してたのに、編集長と飲んできちゃう藤田弓子も、小5ですでに都会に疲れて長野に家出する夕子もみんなギリギリで踏ん張ってる。ほんと偉い。全国の強くて優しいお姉ちゃんに勝手に捧げたくなる素晴らしさ。弟ヒロシの可愛さが救い。クラスメイトに「はた」のモジャ公がいた気がするがどうだろか。美術の先生なのか?三谷昇が着てたジャンパー可愛かった。どんなもんだい なんだかんだい しゅらしゅしゅしゅらしゅ〜♪ あーいい曲〜
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