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暗黒街の対決のotomのレビュー・感想・評価

暗黒街の対決(1960年製作の映画)
5.0
顔役に続いて久々。前作〜オープニング〜ラストが繋がってる風。高速ビンタのジャブから始まり精度マシマシな怒涛の喜八カッティングが何より目立ってる。あっちこっちで言われてる『用心棒』っぽさ(こっちが先)な今作、どっちも良いのは間違いないので甲乙はつけらんない。いずれにせよ、三船敏郎が主役にいると作品がグッと安定感が出る感じ。で、きっちり借りを返すウェスタン風でちょっぴり舌っ足らずな鶴田浩二。そんな男の友情がムンムンな今作ではあるけれど、用心棒天本英世ほかのオンステージとミッキー・カーチスのカーッが一番好きかもしれん。平田昭彦のズザーも結構好き。「欲で繋がった鎖はすぐ切れるんだゼ」って格好良い台詞よね。
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