ギターを持った渡り鳥の作品情報・感想・評価・動画配信

「ギターを持った渡り鳥」に投稿された感想・評価

若き日のマイトガイ小林旭を観てみたく鑑賞した作品。
モロに昭和、アキラも男前だが宍戸錠も男前だった。
愛する街函館が舞台というのも好ポイント。
夏の函館。まだ顔がギリギリ完成していない、少年の面影を残したアキラが暴れ回る。白木マリはキャバレーの踊り子。ジョーは途中からやってくるライバルの流れ者。すでにシリーズのお約束はほぼほぼ完成されているが、浅丘ルリ子のキャラクターだけはお転婆なヤクザの娘でいつもとは少し違う。アキラとのちょっとヤンチャめなやりとりは「暴れん坊シリーズ」の香りを若干残しているようである。通りすがりのチンピラ・野呂圭介がさっそく子分枠に収まる流れもそうだ。

ジョーは暇潰しにカモメを撃って遊んだりする相変わらずのワル。しかしどういうわけか、あの哲学さえ感じるキザなセリフ回しにまんまと丸め込まれてしまう。明らかにアキラとは敵対しているはずなのに、男の筋をキッチリ通そうとすればするほど仲良しになってしまう。セリフなどでは触れられない部分なので、これはまったくジョーの人柄というほかない。

悪酔いすると一杯飲むごとにグラスを投げて破壊する白木マリの酔っ払いぶりが凄まじかった。もう少し彼女のドラマを見たかった気もするが、キャバレーのシーンでガッツリ踊ってくれたのでまずまずは満足。
小林旭の主人公補正ぇ。若き日の吉川晃司とビジュアル被り?ていうかこれ、主人公が裕次郎でも多分私、最後まで気づかないかも。それくらいデジャブ感たっぷりの日活お約束アクション映画。
自宅にて観賞

(簡易レビュー)

①若き日のマイトガイ、小林旭主演のシリーズものである。

②流石昭和と言いたくなるような、荒唐無稽さと、主人公の能力設定が堪らない。

③ギターを担いで放浪しているシーンや、達人との勝負は、某怪傑ズバットを連想させる。

④というか、ズバットがこちらをパクっているのは言うまでもあるまい。

⑤浅丘ルリ子が異常なまでに美人であるので、他はどうでもよい気がするのだが。
ほり

ほりの感想・評価

4.0
若き日の小林旭と浅丘ルリ子が美男美女。
1950年代の北海道の風景が新鮮でした。
まあまあ観れる。アクションがショボいが浅丘ルリ子はべっぴん。
夕映えの港町で流しの歌い手のマイトガイ・アキラこと小林旭がギターを背に暴れまわる渡り鳥シリーズ第一弾。

監督に斎藤武市。助監督に神代辰巳。
脚本に山崎巌。


○海上
ボロい舟で寝ている小林旭演じる滝伸次。

浅丘ルリ子演じる秋津由紀が、モーターボートで横を通り過ぎると、その波に揺られて舟から落ちる滝。明らかに自分から落ちにいってるけど…

落ちた滝を助ける由紀。

浅丘ルリ子が若い!ここが全盛期だったか!
骨組みに目ン玉をつけたような細々としたいつもの姿よりも、ふっくらした女性らしさがまだ残っており滅茶苦茶かわいい。及川奈央に似てるかな…

由紀
「釣りでもしてたの?」


「そんな呑気な身分じゃない。野宿してる間に流されちまったんだ」

さすがに、それはないでしょ?!
そんな間抜けなこと…なんて雑な脚本。


ゆっくりできて酒が飲めるところなら働くと言いながら、いざ雇われたらノリノリで借金の取り立てをやる滝。

なんか言ってることと、やってることが違ってません?


○展望台
函館を見下す景色。
由紀の誕生日の前日に買い物兼、用心棒として一日付き合う滝。

2年前に好きだった女性が亡くなったと打ち明ける滝。

由紀
「ごめんなさい。嫌なこと思い出させて」


「思い出すってのは忘れてるからだろ?オレは忘れたこともない。だから思い出すこともないさ」

これは…キザというか、揚げ足取りにも聞こえる。カッコイイこと言ってる風なのがズレてる気がする。


元神戸市警のデカという滝。
なにこの謎の展開…
元刑事が流しの唄い手に?なるかな?ならなくはないのかな…見てて納得するようには描かれてない。


○船上
宍戸錠が演じる殺し屋ジョージ。
船上でジョージと滝の決闘…あのさ、キミたちは西部劇の人じゃないじゃん。西部劇の歴史を通ってきてないよね?あなた達に西部劇の伝統はないでしょうが!

向かい合って…せーの!みたいなのは違和感しかない。

巡視船が現れ船内を検査される。

ジョージ
「お前との勝負はお預けだ」

んーなんで?大事な友人を滝に撃たれて恨んでるでしょ?なんでいちいち決闘で勝負すんのよ?
あなたの美学が全く通じません。


秋津の妹の夫が秋津の指示で殺される。
いや、最初から気に食わなかったって言ってたし、なんでこのタイミングまで粘ったのか謎である。どうせ殺すなら結婚させる前とかタイミングいっぱいあったんちゃう?いまさら感が…


しかし旭のこの髪型なんだろうねぇ…
独特な旭スタイル。はっきり言ってダサイ。

大滝詠一師匠が小林旭を好きと言わなければ絶対見なかった類いの映画。見なくても人生に何の影響もない。旭の歌が頻繁に聞けるわけでもないし…


最後まで決闘にこだわるジョージ。
そしてクルクル拳銃を回すのも板についてない。
そういう文化ないからね!
そんな文化ないのにやるから浮いちゃうのよ…


ラストの浅丘ルリ子…くそカワイイなぁ…
間違いなく全盛期!寅さんの時はもうケバくて…ガリガリだし…及川奈央じゃねぇなぁ…誰だろ?誰かに似てるんだよなぁ…
t

tの感想・評価

4.0
荒野をギター一本担いで歩いていく小林旭、の画から函館の夜街に雪崩込み、バーで乱闘からのファムファタール然とした渡辺美佐子に連れられ…という冒頭から類型的ながら日活無国籍なケレン味の連続で嬉しくなってしまう。浅丘ルリ子が弾くピアノ曲を小林旭自ら弾いて訂正するシーンは笑った。あとルリ子が買い物に付き合って欲しいと言ってロープウェーデートに持ち込む辺り胸キュン必至。船上で銃乱射する宍戸錠のヤバい雰囲気も活きている。テーマ曲も大好きです。
aya8

aya8の感想・評価

-
浅丘ルリ子様の美しさ‼︎
久々に加賀まりこさんの映画を観て、目の保養をしたくなりました😊
jun2km

jun2kmの感想・評価

3.8
直球ど真ん中の映画だぜ。打てるもんなら打ってみやがれ!フォークボールで決めにかかる今時のチャラコイ映画にゃ負けないぜ!
オイラが小林旭で、オイラと結ばれなかった彼女が浅丘ルリ子。登場人物に自分を重ねて、完璧に感情移入しちまうぜぇ!ひゃっはー!ギターを爪弾いて歌ってあげよか、お嬢さん!て、なっちまうよ。
♪赤い夕陽よ 燃え落ちて 海を流れて どこへゆく ギター抱えて あてもなく 夜にまぎれて 消えてゆく 俺と似てるよ 赤い夕陽♪
あー、大好きな歌なんだよ。
あ、そうそう。主人公の滝刑事は神戸市出身だぜ!そんで驚くなよ!このオレも神戸っ子なんだぜ。どうだい坊や、神戸市って偉大だろう⁈
そんで、もっと驚けよ!映画を見終わったオレは全身がギターを持った渡り鳥になっちまったのさ。ケンカもハジキもサイコロも恋も、今のオレは無敵だぜぇぇぇえ!
オレの胸を濡らした彼女の涙は、とっくに乾いてしまったけど、「アイツの事は忘れてないから思い出すこともないんだ」(あ、これは作品中で小林旭さんがつぶやく、自分的には屈指の名台詞です)
映画好きのあなた、オレ、ちょっと取り乱してるかな🤣 それと、若いあなたには、この映画は見て欲しくないんだ。
なぜですかって? それは、、、この映画はオレのような昭和サーティーズの心にしまってある秘密の宝物だからさ!
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