このレビューはネタバレを含みます
過去鑑賞記録。
下ネタと言えばそうなのだけど、私は大真面目です。苦手な方は読まないでね。
うろ覚えなのに、すごく印象に残っているシーンについて、何故こんなに強烈な印象なのかを少し考えたら、なんとなく自分なりの答えが出たような気がする。
そのシーンとは。
母親に自慰行為の最中に部屋のドアを開けられたとき、母親を睨みつけながら行為を続けるところ。なんなら、ひっかけてやろうかくらいの眼差し。
普通の息子なら、どんなに反抗的で挑戦的な態度を取っている子でも、その最中に母親を見たら、その場で止めるだろうし、それ以前に萎えるだろう。
でも、この息子は止めないし、多分いきりたったまま。それって、母親でイケるってことでしょう…
この子は、母親をはっきり性の対象として見ているのだと思った。自覚のないままに。
そう考えると、父親や妹にしたこと、学校でしたことの説明がつく気がする。
家族に対しては、母親を独占したいという欲求。
学校でしたことは、行き場のないエネルギーの放出。
恐ろしい…
そして、エズラ・ミラーは美しかった。
なんてことを思った今日の午後。