凄かった、、
重苦し過ぎて、、
色んなレビューを読んだけどやっぱり十人十色で解釈の違いがわかって面白かったです
まず個人的に言いたいのはこの夫!!
奥さんが苦しんでるのに気付きもせず、助けを求められてもカウンセリングに行けといって見放し自分は子供を愛している完璧な夫だと信じ込んでいるその自信が、、
男性特有のその鈍感さと過信が気持ち悪くて嫌悪感でした。
こんな夫婦の間で育ったケヴィンは不憫にも悪い方向に頭がよく、感受性があり得ないほど強い。
他人は彼をサイコパス、で片付けてしまえるけど、母であるエヴァは自分も被害者であるけれど犯罪者の母親。
これからもあの土地にいる限り一生苦しめられるんだろう、、
でも決して逃げ出さず、ケヴィンと正面から向かいあった彼女はやっと本当の意味で母親になったのかもしれないと思います。
彼はある意味異常な程のマザコン。
母親に自分だけに愛情を注いで欲しかったのに、それを伝える術どころか自分自身の気持ちに気付けなかった可哀想な男の子。
そんな役を演じた不敵な笑みのエズラ・ミラー完全にファンになった!
彼が出てる他の映画も見たいと思いました。