このレビューはネタバレを含みます
エズラミラー綺麗すぎた
エヴァも悲壮感漂いながらもめっちゃ綺麗だった
エヴァ目線なので本当に見てて辛くなった
実際に同様の事件がアメリカであったりするけど、実在する加害者の両親の気持ちや今の生活を考えさせられた
一生懸命、子供を理解しようとするけど、ケヴィンは始終反抗的だし
親と子だからこそ、相手が何をしたら一番嫌なのか分かってしまうんだよねー
そして「わざと」エヴァをイラつかせることに全力のケヴィン
はちゃめちゃな行動だけならまだしも、精神攻撃までかましてきて、心身共にどんどんエヴァを追い詰めてくるケヴィン
一体何が悪かったのか……自分の子供が何考えてるか分からないって相当に怖いけど、実際は誰も自分の子供のことなんてよく知らないもんだよね
子供こわぁってなりました
ずっと小さいTシャツ着てるのは何かの意味があったのかな?ケヴィンの内なる幼さ?ずっと子供でいたいって思い?
歪曲した母への愛情
エヴァだけ殺さなかったのは母親を独占したいと思う気持ちの表れだったのかなー
けど、最終的にはエヴァとケヴィンの絆みたいなものも感じられた
現在の家にケヴィンの部屋を用意して、シーツを張り直したり、小さいTシャツにアイロンをかけてケヴィンが帰ってくるのを待っているエヴァに切なくなった
最後のシーンは良かったです
「分かってたけど、今はわからない」ってことは少しはまともになったのかな?
事件を起こした時の気持ちとまだ同じ気持ちを抱えていたとしたら、2年前と何も変わってないってことだもんね
この2年で少しはケヴィンも変わったんだろうな
個人的には好きだけど……悲しいからもう見たくないなー