原作未読。ハラハラドキドキ感が味わえそうかなと思い、観てみました。
「運び屋」の話なので、色んなものを運んでいくのかと思いきや、いきなり大きな仕事(話のメイン)がやってきたのと、章として区切って進んでいくのが、どこかドラマっぽさというか、一旦仕切る印象を受けたので、無くてもよかったかなと。
あくまで主役は妻夫木くん扮する砧くんですが、それを完全に食っているのが内蔵と背骨(特に背骨)だったので、運び屋感要素はかなり薄めでした。皆さん書いてるんですが、背骨がひたすらカッコいいのに、アクションシーンの突然のCG導入に急に漫画っぽさというか、悪い意味で二次元感を感じたので、無くて良かったかなぁと。
拷問シーンが予想以上にしっかりとしていて、見応えがありました。ラストはちょっと都合の良さを感じましたが、未来を運べたのかなと思えるラストでした。アングラさが欲しい方は、拷問シーンはおススメ出来るかなと。個人的に、ゴスロリ？っぽいお洋服を着ている松雪さんがツボでした◎
