今井正監督や山本薩夫監督というと左翼監督の印象が強く、あまり彼らの映画を観たいとは思わないが、『ひめゆりの塔』は良い映画だった。
この『夜の鼓』も良い。江戸時代が舞台の「世話物」を丁寧に描いた藝術…
監督が今井正で脚本が橋下忍と新藤兼人なんて超大作コンビ用意しておきながら、ここまでこじんまりした話見せられるとは思わなかったよ。
正直予算5倍ぐらいにしてクライマックス部分的な絵をもっと入れてもよか…
自分が留守中の妻の動向についての噂を聞き困惑する夫。
まさかの展開に唖然…
有馬稲子さんが三國さんに腫れるほど叩かれたというのは今作だったか。あの勢いで何テイクもやっていたと考えると恐ろしい…
2023.7.17 34-110
顔のショットの切り返し。彼・彼女たちは、自身のうちを知られぬように顔を背ける。日常を、関係を守るべく向き合わないようにする。ただ、日常・関係を破壊する何かが噂とし…
(35mm)
文春砲みたいな話。タイトルの風情は一切ない。撮影も演出も見所なし。
多くの映画で女を泣かせてきた森雅之への仇討ちが果たされるラストだけ良かった。
権力維持のために無駄を強いていた参…
おイネの瞳孔開いたアルコール血中濃度高そうな演技素晴らしー、ほんとに飲まされてそう。三国連太郎の浮き沈みと有馬稲子の揺れ動きのどちらかも微動なのとは対照的に日高澄子の言いたくて言っちゃいたくて多くを…
>>続きを読む後に、有馬稲子さんが、三國連太郎さんに打たれるシーンを何度もやらされたそうで、三国さんも本気で打ってきたそうで、恨みを込めてそれを話していた。
洋の東西を問わず、映画監督は鬼が多い。
一流のスタッフ…
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