「河」が良かったので観てみた。
「河」と同じ家族が出ていて、え、これシリーズ物?って思ったけど、これも面白かった。
シャオカンが予備校生ってことは、「河」より前の時制だよね。製作年からも。
シャオカンは普通に両親から大切にされてるのに、どうしてああなのかなーと「河」に続き思った。
それが当時の台湾社会の特徴で、監督が描きたかったことなんだろうけど。
モラトリアムですなぁ。
気になったのは、母ちゃんがミニスカ履いてレストランのエレベーターガールやるのと、父ちゃんが自分の性的指向の赴くままサウナ通い始めるのはどっちが先だったのかということ。
今作ではまだそういう描写なかったから。
でもああなった発端は、シャオカンにあったのかなぁと思った。
期待していた息子が一向に思い通りにならず、フラストレーションが溜まりに溜まって…っていう。
あーこの監督のこのシリーズ、めっちゃ好き。
常に水漏れしてて、土砂降りで登場人物ずぶ濡れなの最高‼︎
展開としては「河」のほうが面白かった。