えり子

森の中の淑女たちのえり子のレビュー・感想・評価

森の中の淑女たち(1990年製作の映画)
4.0
半ばドキュメンタリーのような、作品。
バスが故障して身動きできない、高齢女性たちの姿を、ユーモアと哀感を込めて描く。
彼女たちの人生、戦争、結婚、子育て、病気、みんな苦労した。
赤ちゃんの時、20代の頃の写真も挿入される。
印象に残ったのは「今まで女性としか暮らしたことがない」という長身の物静かな美人画家。
彼女の若い時のキリっとした表情に打たれました。
地味ですが、いい映画でした。
えり子

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