まる

ローマの休日のまるのネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

色褪せないな〜〜!
色がないお陰で、陰影を楽しめた。
オードリー美しい……!衣装の数は少ないけど、そのどれもが素敵だった。スカーフ巻いたりして、一味変えてたのもよかった。ドレスやスカートの裾がふわっと広がるの、めちゃくちゃ素敵だった。
どんなメイクしてたのか知りたい。

ブラッドリーさん、下衆じゃなくて非常によかった!!アン王女をみだりに性的に見ず、人間として見て接してるのが惹かれた。最初はもちろん王女として、とくダネ狙いで接してたけど、だんだんそれがなくなっていくのが良かった。
最後二人とも後ろ髪引かれる感じがすごく伝わってきた。きっとアン王女も、振り返りたかったんだろうなあ〜……。
王女として生きていくと決めたアン、かっこよかったな。人生はままならないけど、腹括って背負って立つ感じが痺れた。
家出から帰ってきた時の毅然とした態度もかっこよかった。

アービング、ブラッドリーさんにお酒かけられたり転かされたりしてるのめちゃめちゃ不憫だったけど面白かった笑
最後にライターで写真撮る所も痺れたな〜。

ブラッドリーの家に初めて連れて帰る時、階段登り損ねるのめちゃおもろかった!あのシーン好き!

戦場パーティの乱闘シーン、音楽隊が機転効かせて愉快な音楽奏でたの、粋だった。(社会的に)結構やばめのシーンやのに、音楽ひとつでこんなにも和やかな印象になるのかと驚いた。
まる

まる