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ローマの休日のMGのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.0
なんかテレビでやってたのが録画予約されてたから、有名だし良いらしいから見た。白黒見づらくてやだなぁと思ってたら、現代の技術ってすごくて、白黒だけど画面が超綺麗で見やすかった。

もっと難しい格式高い昔の白黒映画だと思いこんでたけど、全然違った。軽い感じで、ギャグもあるし恋愛もある、ちょっとアクションもある超エンターテイメント映画だった。

オードリーヘップバーンがめちゃくちゃ可愛い。それだけで良いぐらい。

主人公も友達の写真家も、役者がみんないい。

超見やすくて、話も分かりやすくて、ギャグもドリフのような昔ながらの我々に寄り添った優しい笑いで好感が持てた。

月9ドラマとか、少女漫画とかは全部これが根源にあるのではないかと思った。

誰でも楽しめるめちゃ素晴らしい作品だけど、その更に先の深い部分を見たくなっちゃった…。物足りないというか。昔は人を楽しませるためにそういう部分にうまく触れずにやってたんだと思う。ファンタジー部分があるからこそ現実逃避できるんだと思う。それはそれで素晴らしいけど、今はそれでは満足できずに色んなネオ映画が作られてるんだと思う。ネオ映画に見慣れてるからそう思っちゃったんだと思う。

新しい吹き替えもよかった(古い方知らないけど)。違和感なく見れた。
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