Hoshiduru

ローマの休日のHoshiduruのネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

前後がなければ普通に美男美女カップルのデート風景、という感じだけれど、これがもう二度と起こらない、本来なら一度だって起こるはずのなかった話、というところが全ての醍醐味なんだろうなあ。

ラブストーリーというより王女の成長譚という印象の方が強くて、もう彼女は足痒くならないんだろうなあ(?)、もう逃げ出したりあの薬を打たれたりなんてしないんだろうなあ、というのが、どこか切なくもあり。
責任感がなければ、戻らなかったかもしれない。永遠に。というあのセリフが好きだった。
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