Avayette25

ローマの休日のAvayette25のネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

名作だけあり楽しめました。

アン王女始め
登場人物達の仕草や表情言動が
逐一可愛かったり面白かったり。

またジョーや花屋のおっちゃんなど
紳士も多く爽やかさがある。

ジョー
インタビュー出来てないのに
差し当たり無理に引き止めないの優しい。
余裕でストーカーではあるが笑
あくまできちんと正攻法で臨むスタイル。

皇族としての生活に嫌気が差し
やりたかった事を自由に試みたり
遊びまくる王女。
無邪気で良い。
髪バッサリは驚いたが笑

勿論 論理的に言うと
王女として無責任で奔放だなと
普通はなるのだが、
そういった事を感じさせない
映像や映画としての面白さがあるのが
この作品の魅力。

初スクーターで暴走し
交通や人々を困惑させるのも
普通なら迷惑だなと感じるが
可愛らしいコメディとして昇華されている。

お禿げおデブおっちゃんに
サラッとキスされてしまったのは
アンも驚いたのでは。
悪気はなく本当に挨拶程度として
やったのか微妙なラインだが。

アンとジョーが
秘密警察から一緒に逃げ切ったシーンは
エモさ?があった。

ついにアンは王室に帰る。
家出しておいて、
急に帰ってきて配下に「下がって結構」など
正直自分勝手ではあると
流石にここでは感じた。
開き直りは草だが笑

周りも王女に対しては強く言えないと。

まあ外に出たかった気持ちも分かる。
歳頃で。

何かと飲み物ぶっかけられるアービング
多少仕方無いけどちょっと可哀想で草

アンが非難されない為、
お金稼ぎを目的としていたのに
写真を売るのは止める方針のジョー。
だが売るかどうかはアービングに任せると。
このシーンも格好良いなと感じた。
無理矢理止めさせる事はせず、
(その人を心で信頼し)
あくまで他人の意思を尊重する潔さ。
Avayette25

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