アイオワ州で農業を営むレイ・キンセラは、いつものようにトウモロコシ畑にいた時に不思議な声を聞く。その声に導かれるように畑の大部分を野球場に作り変えると、かつて球界から追放されて失意のうちに亡くなったはずの名選手が現れる…。
鑑賞前のイメージよりもかなりファンタジーな内容で、そのうえ唐突に話が進んでいくことに驚いた。
そのせいで中盤まで、いや、クライマックスまでかなり置いてけぼりを食らってしまった。
それでも言いたいことは分かったし、ラストでは何故かすごく感動していた不思議な作品。
ジェームズ・アール・ジョーンズが喋るたびにダース・ベイダーが脳裏に浮かんで仕方ないけど、頑固ながら心優しい作家のおじさんを好演。
最近あまり見かけないレイ・リオッタも、難しい役柄ながら哀愁を感じさせる演技で感動を誘う。
もう一回観ればもっと気に入るかもしれないとは思う。