とりそぼろ

ゴジラの逆襲のとりそぼろのレビュー・感想・評価

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)
3.0
本作は前作に比べて風刺やメッセージ性が弱まり、ゴジラが怪獣モノとして歩むこととなったその第一歩である。

前作の人気を受けて急遽作られた2作目ということで、やはり前作の方が出来、人気ともに良いような印象を受ける。アンギラスのシンプルな造形、引き立て役としての存在は非常によかったものの、オチが急に雪山になり、雪崩で埋まっていくにも関わらずぼったちでちょっとずつ埋められていくのはどうなの?という展開がなんとも言えない。
ただ、一作目は到底敵わない脅威に寝首を掻くような形でゴジラを倒したのに対し、今回は正面対決という点はマンネリ防止という観点ではよかったのかも?いや、そんなよくないか?
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