シュンギク

ゴジラの逆襲のシュンギクのレビュー・感想・評価

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)
2.0
1954年公開のゴジラの続編。

前作で東京を蹂躙したので今作では大阪へ。大阪城などを破壊するが、今作は破壊描写よりも同じ怪獣であるアンギラスとの戦いがメインか。アンギラスとの戦いは2体とも素早く動くので面白かったかな。
ゴジラやアンギラスを怖いと思えるようなシーンはなかったが。

問題はストーリー。
前作は人間ドラマが味わい深く、テーマも濃かった。そのドラマがゴジラの存在とリンクしていたため見応えもあった。
今作はドラマそのものがつまらない上にゴジラの存在とはほぼリンクしていない内容だった。そのため人間ドラマがたるく、ただ次の「怪獣登場までの"待ち"」になってしまって残念だった。

あれで、ゴジラを倒したことになるのか...
説得力も弱い。