はっぴー68

ゴジラの逆襲のはっぴー68のレビュー・感想・評価

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)
3.7
ゴジラの第二作目です。
一作目のゴジラは重量感がありましたが、今作は怪獣バトルが見せ場なので、新怪獣アンギラスとともに軽快に動きます。一作目と比べると、お話も画面も軽いです。特撮も"東京の被害状況を伝えるフィルム"として一作目の名場面が映し出されていましたが、そちらの方が見応えがありました。
千秋実が演じる小林がよいキャラなので、もっと掘り下げてほしかったですね。
最後はトップガン マーヴェリックのように二つの危険を突破しなければなりません。ここはクライマックスなのでもっと盛り上げてほしいところですが、見せ方が今ひとつです。もっと緊迫感がほしいところです。
どうしても一作目と比べてしまって、いろいろ言いたくなりますが、全然期待していなかったこともあって、意外に面白かったです。一作目と比べられてしまうのがこの映画の不憫なところだと思います。